或る独りのろまんてぃすと

思いついたことを、支離滅裂に書いてる

元祖ラノベとか

先日、ちょっと本屋により、文庫の新刊コーナーを見た。

あっ、『青の騎士 ベルゼルガ物語』(はままさのり)が復刊してるぞ。

これ、わたしが高校生の頃、今はなきジュニア小説レーベル、ソノラマ文庫から出版され、愛読してた作品だ。

リアルロボットアニメの極北、『装甲騎兵ボトムズ』のスピンオフ作品で、当時模型誌でも特集記事を組まれたり、PlayStation2のゲームになったり、人気作品であった。

手に取ってみる。朝日文庫刊、上巻740円+税(799円)、下巻840円+税(907円)、って、高っ。昔ソノラマ文庫で買った時、400円くらいだったぞ。こんな値段付けるんだったら、上下巻合本にして、1200円+税くらいにしてほしかったなあ。と、ちょっと不満。

で、結局買うのは見送ったけどね。そういやあ、『聖刻1092』(千葉暁)は完結したのかね。これはノベルズ版で復刊してたはずだ。

ソノラマ文庫と言えば、朝日ソノラマが出版していた、現在のライトノベルの元祖とも言える存在だ。

当時のジュニア小説は、少年向けのソノラマ文庫と、少女向けの集英社コバルト文庫の二大レーベルがあった(コバルト文庫は現在も存続してるけど)。

ソノラマは、菊地秀行高千穂遙清水義範ら、多くの人気作家を輩出した。やはりソノラマで作家デビューした笹本祐一は、現役最古のラノベ作家を自認されている。夢枕獏は『キマイラ吼』でブレイクのきっかけを掴んだ(獏さんの商業デビューはコバルト文庫だけど)。

その後、角川書店スニーカー文庫を創刊、その後、富士見ファンタジア文庫電撃文庫等が創刊、ライトノベルの名称で、各出版社から、様々なレーベルが創刊されるなか、朝日ソノラマの倒産によりソノラマ文庫の歴史は幕を閉じた。いくつかの作品は、親会社の朝日新聞出版や、他の出版社に版権を移し、継続している作品もある。

ラノベだと、わたしは『ロードス島戦記』(水野良)に『スレイヤーズ』(神阪一)、『フォーチュンクエスト』(深沢美潮)、『ブギーポップは笑わない』(上遠野浩平)あたりは読んだな。『ロードス島』以外は途中までだけど。巻数が増えてきてしんどくなったし。で、『涼宮ハルヒの憂鬱』(谷川流)一巻目を読んで以降は、ラノベに手を出してない。近年は出版点数がやたら多く、なかなかよさげな作品を見つけるのがたいへんだし、あまり本代に小遣いをつぎ込めなくなったし、加齢のせいか本読むスピードが落ち、また老眼になって小さな字が見えにくくなったり。だから、ジャンルに限らず、読書量全体がだいぶ落ちたということなんだけど、ほんと20代の頃は、会社の行き帰りの電車一往復で文庫一冊くらい読めたんだよ。

まあ、『ベルゼルガ』はけっこう好きだったし、復刊しないかなあと思ってたんで、いいんじゃないかな。持ってたソノラマ文庫作品、『吸血鬼ハンター”D”』と『キマイラ』以外は全部処分したしな。

ボトムズ』スピンオフ作品としては、OVA機甲猟兵メロウリンク』もまた観たいなあ。

って、これ『ベルゼルガ』のこと書こうと思ってたのに、全然違う話になったよ。ではそれは、また次の機会に。