維新の志士たちの眠る地に
慶応3年(1867年)11月15日(現在のグレゴリオ暦では12月10日)、京都河原町にあった近江屋(醤油商)に滞在中であった坂本龍馬と中岡慎太郎が、何者かに襲撃されて暗殺された。
その、龍馬を始め、維新に殉じた志士たちの御霊が祭祀されている、京都霊山護国神社では、毎年11月15日に坂本龍馬を偲ぶ龍馬祭が執り行われている。
わたしは、20代の頃から、数年に一回のペースで詣でているのだが、今年も行ってきた。
さて、今回は写真が多いぞ(笑)。
京都四条河原町の、八坂神社から南、高台寺の前を通って東へ坂道を登ると、霊山護国神社に辿り着く。この道は「維新の道」と呼ばれているが、けっこう長い坂である。
このような碑が建っている。
護国神社の南隣には、幕末史専門の歴史博物館、霊山歴史館がある。
龍馬祭の日は、高知県人会の方々による、軍鶏鍋の炊き出しが行われ、参拝者に振る舞われる。
肉はあんまり入ってないけどね(汗)。
参拝料(300円)を払って、墓地に入る。
多くの志士が祀られているが、かなり急な石段を登り、龍馬と中岡慎太郎の墓地へ。
左側が龍馬、右側は慎太郎。
墓前の前に立つと、やはり自然と身が引き締まる思いがするなあ。
この左側には、龍馬の下男で暗殺時に巻き込まれて殺害された、山田藤吉の墓もある。
などがある。
天誅組といえば、うちの地元にも記念碑があるけど、
ここには、志士の墓所が、
幕末の志士の他にも、日清・日露戦争、太平洋戦争の戦死者も祀られており、わたしは別に右とか左とかといった政治信条はないけど、ただ純粋に、命を賭して国のために尽力した先人たちに、敬意を表したい。