或る独りのろまんてぃすと

思いついたことを、支離滅裂に書く

なじみの本屋がなくなっていく

若い頃から、よく本屋巡りが楽しみだったんだけど、時代の流れでだいぶ様変わりしてゆく。

先月末に、大阪の心斎橋にあった、心斎橋アセンスという書店が閉店した。

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わたしがまだ20歳前ぐらいから、難波・心斎橋辺りに出たら、よく寄ってた書店の一つで、ビル1階から5階まで売り場がある、大型書店だった。特に5階は、美術関係の専門書籍売り場で、洋書なんかも扱っていた。まあ高価な本ばかりで買えやしないし、買う必要性もない人だけど、それでも眺めてるだけでけっこう楽しかったもんだ。ところが、2年程前にビル改装して、売り場が3階フロアだけに縮小してしまって、寂しくなったなー、って感じだったけど、ついに閉店かあ、ってなんか残念。

まあ、そうは言っても、近年はあまり大阪市内に出ることも少なくなってたしな。かつては大阪市内の会社に勤めてたけど、今は違うしな。それでも、年に1,2回ぐらいは覗いてたけど。

そういえば、7年前には、大阪阿倍野の、ユーゴー書店が閉店したのも寂しかった。教科書販売業務はまだやってるみたいだけど、もう店舗はないからね。地下1階から3階の売り場があって、3階にはアニメイトが入ってたよ。アニメイトはその後、商業施設あべのベルタ地下1階に移転して、売り場面積が大幅に広がり、現在はJR天王寺駅の、交差点を挟んだ西側のテナントビル3階で営業してるけど。

いずれも、その地域の名物書店的な感じだったんだけど、そういう書店がなくなって、大手チェーン書店ばっかりになって、なんか味気ないなあ、なんて思うんだよね。

まあ、時が経って、自分の青春時代も、思い出の彼方に去っていくんだなあ。

 

 

 

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