システマしてますけど
2013年の秋くらいから、たま~にロシア武術システマの練習に参加してる。
先日も、5月3日~5日に、システマ大阪道場にて行われたワークショップに5日の日だけ参加してきた。
システマとは何か?
「システマ(SYSTEMA)」とは、元ロシア軍特殊部隊将校であるミカエル・リャブコによって創始された実践格闘術です。
戦地・人質奪還、武装解除などの物理的にも精神的にも困難な局面で使用されてきました。
それらの経験から生まれたシステマは、「近接格闘術」はもちろん「身体操作方法」「リラックス・健康法」なども学んでいきます。決まった型やパターンのない自由な動きと柔軟なコンセプト(中心となる考え方)が特徴的です。
システマはどのような人でも練習可能で年齢や運動経験を問いません。
現在日本ではビジネスマン、治療家、格闘家、スポーツ選手、主婦、芸術家etcといった老若男女様々な方が学んでいます。
練習の中で分析・模索を続けることであらゆる分野の方が「自分自身を知り、磨いていくことで最大限に活躍できるヒント」がシステマにはあります。
システマ大阪WEBサイトから、引用させて頂きました。
システマといえば、格闘ゲーム『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』に登場する美少女キャラ、マリー・ローズが、システマの使い手という設定だが、
う~ん。
いや、別にメイド服の美少女がシステマしてるのはおかしくはないが、固有の技がないシステマを、固有の技が設定されてるゲームに登場させるところに無理があるのでは?
システマには四原則があって、
呼吸。
リラックス。
姿勢。
動き続ける。
ちゃんと呼吸ができていれば、心身がリラックスでき、正しい姿勢がとれ、自在に動くことができる。なとこですか。
システマをやってると、いかに普段の自分が緊張してるか、よく分かる。
緊張の元は、やはり対人関係に対する恐怖だろうな、と思う。
システマの練習は、二人一組になって、交互に技を出し合う。システマの打撃を、ストライクというが、ストライクを受けるのも恐怖だし、また、ストライクを相手に当てるのも恐怖。ちゃんと練習内容を理解できてるのか、なんか間違ったことしてないだろうか、周りの人たちは、自分のことどう思ってるんだろうか。常に恐怖を感じてる。わたしにとっては、その恐怖をどう乗り越え、自分の内面を見つめ直し、本来の自分が持つ力を引き出すか、そういうことを学ぶ場なのだと思う。
ああ、でも楽しいよ。練習相手に対する尊敬の念は(人としても)必要だけど、過度な上下関係もないから、いい雰囲気の中で練習できる。まあ、普段はなかなか自由に体を動かすということがないから、いい運動になるし、フィジカルに頼らない体の使い方も学べる。ほんと、自分の中で、システマを知る以前と以後で、考え方に変化があった。
でもほんと、この飽きっぽいわたしが、なんだかんだと続けてるんだから、そうとう魅力があるのは間違いない(笑)
システマの概要を知るには、この本がいいかも。