絶賛サボり中再び
うわっ、3月は記事書いてないよ。
いや、正確に言うと書きかけの記事はいくつかあるものの、なかなかまとまらず、アップできなかった。
昨日は慌てて、一件仕上げてアップしたけど、あれもさっぱりまとまってないよな。なんとか3月31日中に上げようとしたけど、間に合わず日付が変わってしまった。
でもまあ、ブログ立ち上げてもう一年経つしな。初心に帰ってなんか書き続けていかないと。
なんだかんだと1日10件くらいはアクセスあるし、月間300は越えてるんで、なんとかリピーターを増やさないとなあ、とは思ってるんだけど、このブログのコンセプトは、わたしの今までの蓄積をはき出すというところで、比較的古いネタばっかりやってることが多いし、読んでておもしろいかどうか、怪しいところだ。宣伝もしてないし、またその売りもない。
夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』が『KU-KAI 美しき王妃の謎』とのタイトルで映画公開されたこともあるのか、はたまた『キマイラ』シリーズの新刊『堕天使変』が出版されたせいもあるのか、
この記事が注目記事3位に上がってきたよ。
実は今書きかけの記事の一つは、獏さんの作品がテーマなんだけど、なかなか長くなりそうな感じがしてる。
あと4位と5位に、
romanticist.hatenablog.comromanticist.hatenablog.com
が入って、自分が最も影響を受けた作家について熱く書いたのものが読まれるのは、(まとまりは悪いが)そこそこ読まれてるのは、よかったと思う。
だいたいわたしは、人生の大切なことは全て、藤子・F・不二雄先生と平井和正先生の作品で学んだからねぇ。
平井和正作品といえばこのところ、角川文庫版『死霊狩り(ゾンビハンター)』『サイボーグ・ブルース』が、電子書籍で復刊したから(集英社文庫からは『ストレンジ・ランデブー』と『インフィニティ・ブルー』も電子書籍で復刊)、『メガロポリスの虎』や『アンドロイドお雪』や短編集の復刊も期待したいところなんだけどなあ。
さてさて、次の更新は、一ヶ月も待たせることのないように(誰も待ってないって)、頑張ろー。
少年と巨大ロボットの友情
少年とロボットが友情で結ばれる物語が好きだ。
まあ『ドラえもん』なんかそうだし、『ターミネーター2』(1991年)でもいいかもしれない。主人公が少年じゃないし、人型ロボットでもないけど、『ナイトライダー』(1982年~1986年)もいいなあ。
等身大ロボットじゃなく、巨大ロボットと少年の友情というのもある。
古くは横山光輝『ジャイアントロボ』。1967年と、わたしがまだ生まれる前の作品で、幼い頃、テレビドラマ版を再放送で観たような記憶がかすかにある程度だけど、ジャイアントロボと、ロボと意思疎通できる主人公の草間大作少年と共に悪の組織に立ち向かう話。始めは大作の指示に従うだけの存在だったロボだが、徐々に感情が芽生え始め、最終回では自らの意思で、敵の首領を巻き込んで自爆して果てる。
1992年から1998年にかけて、リメイク作『ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日』OVA全7話でリリースされた。これは横山光輝の他の作品のキャラクターも登場させた(敵の首領はバビル二世とか)、一大巨編である。でもわたし、たしか第一話しか観てないよ。
そして石森章太郎『大鉄人17』。1977年放映でリアルタイムで観てた。これのポピー社の超合金がめっちゃよくできていて欲しかったんだけど、買ってもらえなかった。しょうがないんで友達の持ってたやつで遊ばせてもらったけど。ストーリーは、地球環境を守るために開発されたスーパーコンピューター、ブレインが、地球環境を守るには人類を滅ぼすのが一番いいんじゃない、との計算結果をはじき出して、人類に宣戦布告。戦闘用巨大ロボットを生産するが、その中のワンセブンだけは自我を持ち、人類は守った方がいいのでは、との考えを持ち、封印されたワンセブンを発見した南三郎少年と共に、ブレインに挑む。地球にとって人類は害か?という重いテーマを持つ、なかなかハードな話ではある。最終回では、ワンセブンがブレインに特攻して果てる。
安彦良和が原作・監督等を務めた『巨神(ジャイアント)ゴーグ』も観てたな。1984年に放映、地図から抹消された謎の島オウストラル島に眠っていた巨大ロボット、ゴーグと主人公の少年田神悠宇と、その仲間たちが、島の秘密を巡って、巨大複合企業や、ギャング団の陰謀と戦う。ゴーグは3万年前にオウストラル島に訪れた異星人の創造物で、実は田神悠宇はその異星人の血を引いていることで、ゴーグと意思疎通できたのだった。ゴーグは、番組オープニングでキャノン砲を撃つシーンがあったけど、本編ではそのキャノン砲を、棍棒みたいに振り回してた戦ってたよ。
海外では『Mr.インクレディブル』(2004年)などで知られる、ブラッド・バード監督の出世作『アイアン・ジャイアント』(1999年)がある。
舞台は1957年。ソ連が世界初の人工衛星スプートニク1号打ち上げに成功、世は宇宙開発時代に突入しようとしていた時代。ホーガース少年は森の中で鋼鉄の巨人アイアン・ジャイアントに出会った。ジャイアントは記憶を失っていたが、ホーガースとふれ合ううち、命の大切さを学んでいく。一方巨大ロボットの目撃談の噂が広まり、捜査官マンズリーがホーガースにつきまとう。ホーガースはジャイアントを守るため、母アニーの勤めるダイナーで知り合った、くず鉄で作品を創る自称芸術家のディーンと協力して、ジャイアントをかくまうが…
クライマックスでは、やっぱりジャイアントが身を犠牲にして、的な展開になるけど、エピローグがなんというか、ハリウッド映画だねえ。それはそれでありかも知れないけど。
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